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【ChatGPT】AIで小説の構成分析をする呪文【人気小説をテンプレ化】

ChatGPT

ChatGPTを使って小説を書いてみたい。小説にはストーリーの構成が非常に重要ですよね。

しかし初心者にとっては、どのようにストーリーを構成すれば良いのかが分からないことがあります。

今では、人工知能の進化により小説執筆においてもAIが活躍しています。AIのみで作成した絵本も話題になりましたね。

本記事では、ストーリー構成の手助けとなるChatGPTを用いた小説執筆の構成分析とテンプレート化について解説します。

(ニュース)※LINEでChatGPTが使えるアプリが公開されています。

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ChatGPTで小説を作る方法

ここで紹介するのは、OpenAIが開発した言語モデルChatGPTを用いた小説作成の構成分析とテンプレート化です。

今回は例として、インターネットで人気の小説をターゲットにします。

ChatGPTによる小説の出力方法 →

やり方
  1. 小説の構成をChatGPTによって分析
  2. 分析結果をテンプレート化
  3. テンプレートに沿った形で小説を作成

ChatGPTで人気小説を分析し、テンプレートを作成

ChatGPTを用いてインターネットで最も人気の小説の構成を分析します。

ある程度の構成要素を作れる方にはnnプロンプトという方法があります。ぜひ読んでみてください。

1-分析とテンプレ化

ープロンプト(呪文)ー

2021年9月時点で、アクセスが最も多かったネット小説の構成を分析し、テンプレートを作成してください。

ChatGPTは2021年までの情報を持っているため、このプロンプトになります。

以下の画像のように分析とテンプレ化がされました。

タイトルやジャンルなど、構成のベースが生成されました。

2-作りたいストーリーのテンプレに直す

プロンプト

上記テンプレートを使って小説の執筆をお願いいたします。内容は何の取り柄もない中年男性が異世界に女性として転生し活躍する話です。よろしくお願いいたします。

プロンプトは『執筆』としましたが、このまま書き始めてくれる事と、そうでない事があります。

今回はストーリーに見合った構成を生成してくれています。

『小説の執筆』を『このストーリーに合う構成』に変更すると安定して再構成が始まります。

3-再構成したテンプレをメモアプリにコピペ

ChatGPTの無料版は、多くの指示を受け付けない場合があるため、出来上がったテンプレート全文をコピペして小分けにします。

私はSimple noteを使っていますが、スマホに最初から入っているメモ帳アプリで大丈夫です。

メモ帳画面

4-要素を分ける(インクリメンタル)

ChatGPT(無料版)は、一度に多くの要素を認識するのが苦手。

今回は要素が多いため小分けにします。青マーカーがプロンプト部分です。(分けて指示を認識させる事をインクリメンタルと言います)

メモ帳画面
メモ帳画面

プロンプト

最初ー『小説の執筆をお願いいたします。今から小説の要素を挙げていきます【要素-1】』

最後ー『了解したら「はい」と答えてまだ書き始めないでください』

上記プロンプトをコピペした構成の最初と最後に入れます。

今回は二分割にしました。コピペテンプレートの上に【要素-2】と書けば分割完了です。

5-ChatGPTにコピペする時は『+』

『+』を押して別タスクを開き、コピペしたプロンプトを入力。同じタスク内でも生成可能ですが、上手く生成されないことがあります。

別タスクにしたほうが安定して作成できます。

これでChatGPTによる小説執筆の下準備が整いました。

6-分割テンプレをChatGPTにコピペ

メモ帳に書いた要素プロンプトを【要素-1】【要素-2】に分けてChatGPTにコピペします。

【要素-1】をコピペして『まだ書き始めない』
【要素-2】をコピペして『まだ書き始めない』

『了解したら「はい」』と『まだ書き始めないでください』がポイントです。

これを入れないと説明中に執筆が始まってしまいます。

7-自動生成を開始する

【設定-1.2】を了解させて執筆開始

仕上げに全何話にしたいのか希望を伝えて執筆が開始されます。今回は10話を想定しました。

タイトルがイマイチだったので変更も指示しています。

結果、このように小説が執筆されました。

第一話
第二話

タイトルと転生後の名前がちょっと…な出來ですが、第一話作成前に何度か『○○の変更をしてください』を繰り返すと気に入った名前になります。

ChatGPTの始め方はこちら。

注意点・ポイント

最初のテンプレ作成後に、そのまま「執筆してください」でも生成は可能です。

しかし、構成の裏側まで語り始める事があるのでコピペして新しいタスクで生成したほうが安定します。

失敗例を挙げます。下の画像は一見良さそうですよね。

しかし、ストーリー内にキャラクター紹介や人気の秘密まで盛り込まれてしまいました。

ですので、テンプレートが生成されたらコピペして新しいタスクで物語を作りましょう。

各要素ごとに新しいタスクで進めると、テンプレ構成に沿った物語が作成されます。

また、プロンプトがずいぶん丁寧な表現と思ったかもしれません。

ChatGPTは、言葉が丁寧なほど精度が上がると言われています。

なので『○○してください』より『○○をお願いいたします』が良い返答をします。

  • テンプレと本文は別タスク
  • 指示は丁寧な表現を使う

おわりに

小説の執筆には様々な技法や手法がありますが、ChatGPTを用いた文章生成はその一つとして注目を集めています。

ネットにある小説をテンプレート化することで、ChatGPTを活用しながらストーリーの構成をスムーズに進め、読者にとって魅力的な小説を執筆することができるでしょう。

小説執筆をする以外にもChatGPTは色んな事ができますので、こちらも参考にどうぞ。

画像:pixabay

About
@yashima

ChatGPTで文章作成がラクになる!学生生活をもっとタイパ良く。2022年11月のリリース当初からChatGPT使い倒し、普段の仕事では特別賞与30万を継続中。業務連絡の返信はほとんどAIで下書きしています。

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