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【全自動】小説のプロットから内容まで自動生成する方法。【長編小説にも対応】

ChatGPT他

小説を書きたいと思っているけれど、どう始めればいいのかわからないという方は多いかもしれません。

そこで今回は、小説のプロット(構成)の作り方と、無料版ChatGPT」を使った効率的な執筆方法を解説します。

GPT4-oを使った全自動執筆についても後半に解説しています。(無料版でも4-oが少し使えます)

こんな人に向けて書いています
  • 小説を書いてみたい
  • プロット(構成)って何?
  • 無料のAIで自動作成してみたい

これらの方法を使えば、あなたも長編小説が作成できます。是非、最後までお付き合いください。

ある程度の構成要素を作れるならnnプロンプトという方法で小説作成が可能です。

また、少しお金をかけてもいいからザクザク小説を書きたい方には簡易ファインチューニングという方法もあります。

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ChatGPTの初期コマンドに「短編小説を執筆」が追加

ChatGPTの初期画面

小説の全自動執筆はこのコマンドを使いましょう。コマンドはアプリ立ち上げ時にランダムで表示されるので、アプリの再起動を何度か試してみてください。

これでも全自動執筆は可能です。しかし細かな設定を反映させにくいインスタントな方法です。

なので思い通りの小説を書きたい方に向けた内容をご用意しました。ChatGPTでの具体的なプロット作成方法からストーリーの全自動執筆までを解説しています。

ぜひお役立てください。

小説のプロット(構成)作成方法

小説のプロット(構成)とは、小説の物語を構成するための設計図のようなものです。

以下のような手順でプロットを作成すると効果的です。

  1. キャラクターの設定と背景の設定
  2. ストーリーの要素の決定
  3. 重要なシーンの決定
  4. プロットの総仕上げ

プロットを作るのは難しそう!ChatGPTならプロットから本文まで全て作成する方法もあります。

完全無料で可能です。

1-キャラクターの設定と背景の設定

キャラクターの属性や目的、ストーリーの背景設定などを決めます。これらは物語の中心となる要素です。

  • 主人公 : リムリン・テンペストル
  • ゴブリンに転生
  • 背景設定として異世界

>>登場人物を一括生成する方法

2-ストーリーの要素の決定

ストーリーの軸となる出来事や、クライマックス、解決策などの要素を決定します。

軸となるのはゴブリンが平和な街を作ること、クライマックスとして人々の記憶に残った。

>>ストーリー要素ごとに一括生成する方法

3-重要なシーンの決定

ストーリーの流れに沿って、重要なシーンを箇条書きにしてまとめます。各シーンには、説明や感情表現、展開などが含まれます。

設定シーン

  • 交通事故で異世界転生
  • ゴブリンになっていた
  • 平和な街を作った
  • 人々の記憶に残った

4-プロットの総仕上げ

各シーンの調整や、時間軸の整理、繋ぎ目の確認などを行います。簡潔かつ明確にまとめることが重要です。

プロットの試作として、このように作りました。

主人公(リムリン・テンペストル)は交通事故にあい、目覚めると人と魔物が混在する異世界にいた。

ゴブリンの姿になっており驚愕したが、奮起してこの世界で生きていくことを決意。そのためには人と魔物が協力することが必要と考え街を作ることを決めた。

平和な街を作り、主人公は人々の記憶に残る英雄となった。

参考書籍 : 「物語」のつくり方入門7つのレッスン [ 円山 夢久 ]

ChatGPTを使って小説を書く方法

ChatGPTを使って小説を書く方法は人間とAIの分業です。人間がプロット担当、AIが本文を担当します。

参考:【無料版】ChatGPTの始め方 →

ChatGPTを使った基本的な執筆方法はこちら。

人間が担当する部分

人間が担当

  1. 小説のジャンルを考えます。(設定)
  2. 設定に合わせてストーリーの展開を考えます。(プロット=構成)
  3. プロットを参考に、始まりと終わりを明確にしておきます。

ジャンルはファンタジー。始まりは事故による転生、終わりは人々の記憶に残る。という構成にしました。

AIが担当する部分(ChatGPT)

ChatGPTに対して、設定した内容に基づいた文章を作成します。

このとき、ChatGPTの出力結果を見ながら、ストーリーの流れを調整していきます。繰り返し作業を行い、ストーリーを完成させます。

AIが担当

  1. 作成したプロットをChatGPTに入力。
  2. 詳細なシーンを書く場合は「主人公が魔法を使うシーンを書いてください」など後から追記。

以上が、ChatGPTを使って小説を書く方法です。

注意点ですが、ChatGPTは混雑によるエラーがあるため定期的に保存しておくと安心です。長文作成の途中でエラーが起こると最初から生成になります。

参考:【無料版】 ChatGPTの始め方 →

【全自動生成】プロットから本文までを一括執筆します【GPT4-o】

プロット作成が難しい場合にはGPT4-oに分割タスクを入力して全自動生成もできます。さきほどのプロット作成を踏まえて全自動生成をしてみます。

プロンプトを記載しますのでコピペしてお使いください。赤いマーカー部分を「あなたが作りたいストーリー」に変更して使ってください。例)ゲームと現実が交錯する世界でインフルエンサーを主人公としたサスペンス など。

全自動プロンプト(GPT4-o用)

小説を執筆してください。各工程を終えるたびに私に「これで良いですか」と確認してください。

内容:ゴブリンとして異世界に転生したリムリンテンペストルを主人公としたバトルファンタジー

c1-手順に沿ってプロットを作成

  1. キャラクターの設定と背景の設定
  2. ストーリーの要素の決定
  3. 重要なシーンの決定
  4. プロットの総仕上げ

c2-プロットに従って10章のストーリーを作成

理論上、何話でも話数を増やすことができ、100話を超える長編小説も作成できるようになります。

各タスクはこのように処理されます

ChatGPT4-oでプロットから執筆までを自動処理すると以下のように処理されます。

C1タスクのプロット作成パート

C2タスクの執筆パート

全自動小説 第一章全文

全自動生成をすると以下のストーリーができました。

第一章: 出会いと仲間

リムリンは目を覚ましたとき、自分が見知らぬ場所にいることに気づいた。見渡す限りの森、木々のざわめき、そして聞き慣れない鳥たちのさえずりが彼を包み込んでいた。

しかし、それ以上に彼を驚かせたのは、自分の手の感触だった。粗末で緑色の皮膚に、短く力強い指。彼は混乱したまま、地面に倒れ込んだ。

「これ、どういうことだ…」

リムリンは必死に思い出そうとした。最後に覚えているのは、自分が普通の青年として日本で生活していたこと。

しかし、今の自分はどう見ても人間ではなく、ゴブリンだった。

「ここは…異世界なのか?」

混乱と恐怖の中でリムリンは新しい自分を受け入れざるを得なかった。ゴブリンとしての生き方を学ぶため、彼はまず自分の身を守る方法を探ることにした。

幸いにも、彼の前には簡単に手に入れられる木の棒や石があった。それらを使って、即席の武器を作り上げた。

そんなある日、リムリンは森の中で他の生き物たちと出会うことになった。エルフの少女、フィーナと、ドワーフの戦士、ガルロスだ。

彼らはエルドラド大陸を旅する冒険者であり、強力なモンスター「ブラックドラゴン」を討伐するために旅をしていた。

最初、リムリンは彼らに警戒され、仲間に入れてもらうことをためらわれた。ゴブリンという存在が、この世界であまりにも弱く、危険視されていたからだ。

しかし、リムリンは自分の力を証明し、彼らと共に冒険をする決意を固めた。

「俺にもやれることがあるはずだ!」

フィーナは冷静にリムリンを観察していたが、彼の目に宿る強い意志を見抜き、ガルロスに耳打ちした。

「このゴブリン、ただ者じゃないわ。力になってくれるかもしれない。」

ガルロスは少し頷き、無言でリムリンに手を差し出した。それは信頼の証であり、仲間として迎え入れることを意味していた。

リムリンはその手を握り返し、こうして3人の冒険が始まった。

ChatGPT4-oによる全自動生成

読みやすい文字数に収まっています。細かな言い回しなどは自身で調整が必要ですが、そのまま人に見せてもAIだと分からない精度で出力されています。

まとめ

  • 物語にはプロットが必要
  • プロットが作れるならChatGPTでの執筆がスムーズ
  • プロットが作れない場合でもChatGPTで作成できる
  • GPT4-oを使うと全自動生成ができる

今回はプロットの作り方とChatGPTへの応用方法を解説しました。

ChatGPTを使うと、プロットの作成から小説の執筆までが全自動で執筆できます。命令文(プロンプト)を工夫することで、理論上は無限に物語を作成することも可能。

それではAIによる良き小説ライフをお楽しみください。

この他にもChatGPTは人物設定や性格の生成なども無料版のまま生成できます。

ぜひご覧ください。

About
@yashima

ChatGPTで文章作成がラクになる!学生生活をもっとタイパ良く。2022年11月のリリース当初からChatGPT使い倒し、普段の仕事では特別賞与30万を継続中。業務連絡の返信はほとんどAIで下書きしています。

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