ChatGPT Plusに加入したいけれど、従量課金があるって聞くので迷ってたりしませんか。
例えばChatGPT Plusを使って10,000文字の卒論や小説を書いたら高額請求が来るんじゃないかと不安だったりしますよね。
結論ですが、論文や小説執筆であれば基本料金だけで大丈夫です。
各種料金体系はこのようになっています。
ChatGPT 無料版 | ChatGPT Plus GPT4のみ | ChatGPTPlus API利用 | |
料金 | 無料 | 20ドル/月 約2,800円 | 20ドル +1トークンごとの 従量課金 |
主な 用途 | チャットボット (質問と返答) | チャットボット (質問と返答) | Excelなど 他アプリとの連携 |
ChatGPT Plusの有料部分は、GPT4の利用だけなら基本料金20ドルのみ。APIを使うと従量課金されます。
ですのでGPT4をチャットボットとして使うだけなら基本料金で大丈夫です。Excelなど他のアプリと連携した時だけ追加料金が発生します。(APIを使うので)
無料版でも十分な性能なので無料のままでも大丈夫ですよ。ChatGPTは無料版・有料版どちらもスマホで使えます。
最後にChatGPT Plusの解約方法も掲載しています。
そもそもAPIとかトークンって何?
ChatGPT PlusにおいてはAPIを使用した際の単語数と考えて差し支えありません。(※厳密には少し違います)
APIを使用するのは他アプリと連携させる場合です。例えばChatGPTをExcelなどと連携させて自動で表を作成する場合などです。
実例として、以前紹介したAIチャットくんもAPI使用によるアプリです。
ChatGPTのチャット機能をAIチャットくんというアプリで再現させるためは、APIキーを取得しAIチャットくんと連携させてます。
トークンとは上記画像の「カレーの作り方を教えてください」という命令の文字数がトークン、回答の文字数もトークンです。
ChatGPT系のアプリは全てOpenAIのAPIキーを使用したものです。
ChatGPTPlusをチャットボットとして使うと従量課金される?
上の画面のようなチャットボットとしての使い方でしたら従量課金はされません。基本料金だけで使えます。
ChatGPT PlusでGPT4を使い、AIチャットくんのようにチャットボットとして使う場合にはトークン数で従量課金されるのか。
『質問→回答』という通常の使い方の場合、あなたはAPIを使っていないため基本料金の20ドルだけで大丈夫です。
補足ですが、GPT4モードとGPT3.5モードはアイコン色が違ったりします。
※AIチャットくんの例では、運営会社がAPIを使っていますので運営会社がOpenAIに対し従量課金しています。
ChatGPT無料版とPlusの違い
ややこしいのですが、ChatGPT(無料版)とChatGPT Plus(有料版)の違いはモデルの違いです。
ChatGPT Plusを使うと無料版より高精度な返答を返しますよっていうサービスに月額20ドルが発生します。
精度が高まる理由は、無料版モデルがGPT3.5、有料版モデルがGPT4を使用しているからです。
GPT-3.5 無料版 | GPT-4 有料 ChatGPT Plus |
---|---|
モデルの大きさ: 1750億パラメータ | モデルの大きさ: 5000億パラメータ |
データセット: ネット上のテキストデータ | データセット: ネット上のテキストデータ、画像データ、音声データ |
学習方法: 教師なし学習 | 学習方法: 教師なし学習、教師あり学習 |
能力: テキスト生成 | 能力: テキスト生成、画像生成、音声生成 |
ユーザーインターフェース: テキストベース | ユーザーインターフェース: テキストベース、画像ベース、音声ベース |
GPT-4は、より大きなモデルサイズと多様なデータセットにより、より高い精度と一般性を実現しています。
また、教師あり学習により、特定のタスクに対する精度が向上しています。
ChatGPT Plusに加入してGPT3.5を使う意味
ChatGPT Plusに加入すると、GPT3.5とGPT4が選択できます。
GPT3.5は無料版と同じモデルですので、Plusと契約してからの用途はほぼありません。
私はChatGPT(無料版)との比較をしたいのでGPT3.5も使用しています。
Plus契約してからGPT3.5だけを使っても月額料金は変わりません。生成スピードは3.5の方が早い時もあります。
お金を払っているならGPT3.5を使う理由はありません。
トークン数の確認方法
OpenAIサイト内にあるTokenizerで確認できます。
このように表示されます。
例えばこのような文章のトークン数を確認したい場合にコピペして確認できます。
第一章は追記部分も合わせて1,238トークン使用していることが分かります。
ChatGPTPlusに契約できなかった原因
実は私はChatGPTPlusに契約できませんでした。カード情報が弾かれます。
いくつかのサイトで情報を集め、私の体験と合わせた結果『アクセス増大による契約不能』が原因でした。
他の原因は、このようになります。
- カードの期限が切れている
- 日本のクレジットカードが認識されない
- OpenAIサイトの混雑
期限切れは更新手続きだけで、すぐに解決できますよね。
日本のクレジットカード……は現在あなたが使っているものも含めて大体が海外ブランドではないでしょうか?純日本製のカードってあるんでしょうか。
残るはサイトの混雑。
私が契約しようとした時点では、ChatGPTの話題性が高すぎてPlusの契約者が一気に増えた頃。
現在は少し話題が落ち着いたためか、アッサリPlusに契約できました。
以前、契約できなかった方も今なら大丈夫っぽいですよ。
ChatGPT Plusの解約方法
ChatGPT Plusの解約手順について解説します。
まずトップ画面左上の「≡」マークをタップします。
すると、このようにメニューが表示されるので「My plan」をタップします。
あなたのプランが表示されるので、「Manage my subscripsion」をタップします。
最後にあなたの契約内容とカード情報の画面が表示されるので「プランをキャンセル」をタップします。
これでChatGPTPlusが解約できます。一ヶ月ごとの契約のため、7/31に契約した私の場合ですと8/31までで契約終了となります。
解約手続きをしても一ヶ月は使い続けることができますので、忘れっぽい方は契約後すぐに解約してしまうのも良いかもしれません。
まとめ
ChatGPT PlusにおけるAPIやトークンについて初心者向けに解説しました。
料金についてはGPT4の利用だけなら基本料金のみで済みます。
一般の方がAPIを使う機会はあまり無いのではないでしょうか。
結論としてChatGPTPlusをオススメできる方は以下。
- 長文を作成したい
- 文章作成をより効率化したい
結論ですが、ChatGPT(無料版)でも十分な性能を持っているので無料版を使って文章生成→自分で修正する方法がコスパ良いですよ。
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