営業職や販売職はキツイし向いてないなって人、多いのではないでしょうか。私もそうでした。
今回は営業販売系の仕事をしていて「人生詰んだ」と感じている人に向けて書いています。仕事を辞めたいと思っても、ノースキルでは転職先がありません。
今後の不幸を回避しませんか?
無料学習で十分なので生成AIスキルを身につければ、あなたの武器が1つ増えます。
“私が営業で詰んだ”のはノースキルだったから
4/1に入社したものの5/30にズタボロ状態で退職。たった2ヶ月。適性が無いのに営業職に就いた私の末路です。
私のような文系卒業の場合、営業や販売業に就職することが多いと思います。その後、「あ、これ詰んだわ」ってなる人は相当数います。
詰んだ時の悩みは以下。
- 売るためには信頼を得ろって言うけど、どうすればいいのか分からない
- POP作りを命じられても的外れなものしか作れない
- クレーム対応がわからなくて怖い
- 上司にも顧客にも嫌われるしもう会社を辞めたい
基本的なスキルが無かった私は、あっという間に詰みました。
“センスある人達”はOJTでも充分活躍していけますが、私は無理でした。今後は”センスある人達”が生成AIスキルを習得します。
生成AIの一般化に伴い、上記の悩みは更に深刻化していくのが想像できます。
生成AIスキルの習得は今後必須になります
ChatGPTをはじめとする生成AIの登場により、各企業が生成AIを取り入れているのはご存知かと思います。
例えば以下
- 「パズドラ」のMIXI
- 「ABEMA」のサイバーエージェント
- 農林水産省
官公庁まで生成AIを導入していることから、生成AIスキルの一般化は既に始まっているのが理解できます。
現在の私は、ChatGPTを使って講演の台本作りや提案資料の草案などを作成しています。
成果が認められ、特別賞与が継続的に加算されています。細かな部分ですが、会社への問い合わせに対してはChatGPTで生成した文章を返信しています。
悩まないで済むので即返信ができ、メールやラインは秒速で処理。
信頼を得るために、生成AIを第2の”脳”として使う
顧客からの信頼とは『仕事の確実性』に由来します。
ですがブラックな環境では脳が機能しなくなり、不確実な仕事をしてミスを連発。その結果、信頼が蓄積されません。
第2の「脳」として生成AIを活用すれば負担を減らし仕事の確実性を高めることができます。
考える手間を減らすことで、脳疲労を回避します。その分だけ生成AIでは代替できない仕事に力を使えます。
生成AIの実用例 ①POP作り
思考系のタスクは生成AIで代替できるものが多くあります。例えばPOP案はChatGPTなら1分で完成します。
『化粧水を訴求するPOPのデザインを提案してください』→『そのデザインを元にPOPを作成してください』くらいの簡単なプロンプトでもデザイン原案と売り込むコピーが出力されます。
画像に日本語を反映するのはChatGPTの苦手分野。画像を原案として使い、売り込むコピーを再生成して煮詰めていきます。
生成AIの実用例② クレーム対応
クレーム対応には定番の手順(テンプレ)があります。
『弊社の化粧水にクレームがありました。お客様に肌荒れが発生しています。クレーム対応をお願いいたします。』とプロンプト入力すると、正しい手順に沿った返答メッセージが生成されます。
メールやLINEでの対応であればコピペで良いですし、顧客と会って対応するなら台本として使用します。
テンプレがあるたけでも、かなり安心できます。
上司、顧客に嫌われる事への対応
上司や顧客に嫌われる原因は「役に立たない」こと。
生成AIの活用で細かな思考タスクを減らしましょう。その分、顧客の情報収集や社内外のコミュニケーションに力を注げば成果が上がります。
これだけでも一定の好印象を与えることができます。好印象である事は「信頼される」事とほぼ同義です。
いやらしい話ですが、多くの人は便利であったり金になったりする人が大好きなので。「仕事における信頼=相手からの好き嫌い」だと私は考えます。
生成AIで代替できるものはAIで済ませて効率アップ
生成AIは「まず使ってみる」のが大切
各種生成AIは、仕事でも十分に使えるほど精度が高くなりました。プロンプトとか難しそうに思えますが独学でも大丈夫。私も独学です。
AI系の発信者が大勢いますので、完全無料の独学が可能。とにかく使ってみる事が大事です。
無料で使える生成AIで有名なものは以下。
- ChatGPT
- Bing(Microsoft Copilot)
- google Gemini
どれもスマホアプリがあるので、ダウンロードしてみるといいかもしれません。
GeminiはCMも始まりました。
生成AIスキルを学ぶ方法
生成AIスキルを学ぶ方法は以下。
- ネット情報から学ぶ(無料)
- 書籍から学ぶ(無料〜数千円)
- セミナー受講(7万円〜35万円くらい)
①ネット情報から学ぶ(無料・独学)
ChatGPT関連の発信をしている方が大勢います。地道ですが生成AIのクセを学ぶのには一番手軽な方法です。
ChatGPTは無料で使えてスマホにも対応しているので試してみてほしいのですが、以下を入力してみてください。
『ドリルが欲しい人に売り込んでください』
簡単な入力(プロンプト)でもこんな感じの出力が得られます。
「長時間使っても安定して動く」という価値(ベネフィット)の訴求ができています。ただし上手くいかない事もあるのでプロンプトを修正しながら出力の違いを学びます。
②書籍から学ぶ(有料・独学)
学んでから実行する派の人も多いですよね。私もそうです。生成AIに全く触れたことのない人でも分かりやすいと感じた書籍を紹介します。
ChatGPT見るだけノート : イラスト多めで理解しやすいノート形式の本。カラフルなイラスト付きで分かりやすく解説してくれています。コンビニでも買えます。 夢を叶える力 : あとがき以外は全文AIで書かれた堀江貴文(AI)氏の本。GPT4-oがある今ならカンタンに再現できる構成なので、マネしてみると学びに繋がります。 ※出版当時はGPT3なので、もっと手間がかかったと思います。 日経ソフトウエア : 専門的だけど面白く読めるのでオススメ。無課金で作るローカルLLM入門などが特集されており、分からなくても読み物として面白いです キーエンス志向×ChatGPT時代の付加価値仕事術 : 仕事における実践的な内容が盛り込まれた本。ChatGPTからより正確な出力を引き出すプロンプトが実例付きで掲載されています。図解系は普通の本が読みやすいので私は紙の書籍で読みました。「夢を叶える力」だけKindleの無料本なのでスマホ。
③”大手”のオンラインスクール(有料・受講)
ChatGPTの講座は増加傾向。ですが聞き慣れない団体が運営していることが多い印象です。安心なのは実績ある大手のスクール。
もし、ある程度お金をかけられるならスクールで体系的に学ぶのが一番早くスキルが身につきます。
まずは基礎を独学で頑張ってみてください。生成AIスクールを考えるのはその後でも遅くありません。
独学とも検討しながらコスパ良くスキルを手に入れましょう。
>> 参考 : 【特典あり】オススメの生成AIスクール2校
「人生詰んだ」となる前に
近い将来、「詰んだ人生」を回避するには生成AIスキルが必要になります。
今回お話した生成AIスキルの学習方法は以下。
- ネットで学習(独学)
- 書籍で学習(独学)
- 大手のオンラインスクール(受講)
すぐ動く人でなければ苦しい将来を避けられません。
無料の独学から始めて、実際に生成AIに触れるところからスタートしてみてください。「0」と「1」では将来が大きく変わります。
少しでも行動を起こせば、AIスキル学習に限らず次の行動をするための原動力になります。
私が営業だった頃は本当にボロボロだったので、そんな不幸を回避できる人が増えたらいいなと思ってのお知らせでした。
参考:適性が無い仕事に就いたらボロボロになった話
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