GoogleBardが日本語に対応しました。
wait listに登録し、10分後には使えるようになります。
必要なものはGoogleアカウント。
Google Bardとは
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0309162.png)
Googleが開発している大規模言語AIで、イメージ的にはCHAT-GPTと似たチャットツールです。
Bardの読み方は「バード」ですが、鳥ではなく吟遊詩人と言う意味でつづりが違います。
※鳥=bird 吟遊詩人=bard
始め方
Bardでググるか、こちらにアクセスします。
Join waitlistをタップすれば申し込みできます。
Googleアカウントで登録するとgmailで利用開始の連絡が届きます。
申し込み後は、この画面になります。
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0258232.png)
メールからアクセス
10分後くらいには登録したアドレスにこのメールが届きます。「Take it for a spin」をタップ。
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0307572.png)
Bardの画面に
「Take it for a spin」をタップするとBardの画面にジャンプします。
Bardは実験であるという注意書きが表示されます。「Go it」をタップすれば利用開始です。
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0309232.png)
使い方
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0309532.png)
基本的な使い方はCHATGPTやBingと同じ感覚です。
最下部のチャット入力欄に質問などを入力します。
日本語に対応
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1517452.png)
現在では日本語に対応したためCHATGPTと同じように使えます。
※Google Bardは以前は英語のみの対応でした。
View other drafts
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1517453.png)
新機能としてView other draftsがあります。
質問に対する回答を3パターンから選ぶ事ができます。
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-151921.png)
回答3パターンを一度に作成しますが、生成は10秒程度とスピーディ。
Bingも3パターンでの回答ができるので将来的に似た使い方ができるかもしれません。
回答3パターンの特徴(印象)
- 一般論
- 専門的
- 実用的
View other draftsの回答例
draft 1(一般論)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1520332.jpg)
一般的な内容ですが、「作り方を知りたい」という検索意図には添いません。
一般論としてどのように扱われるかが知りたい場合には使えるかもしれませんが、使い所は限られます。
draft 2(専門的)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1520592.png)
「作り方を知りたい」という検索意図に合いました。
しかし専門的な内容であり、一般的なカレーではありません。
フェヌグリークシードって何だろう?と思います。
カレーやシチューではよく使われるローレルも『月桂樹の葉』と表記する不親切さを感じます。
draft 3(実用的)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1521112.png)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1521152.png)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1521192.png)
検索意図に合い、かつ実用的な内容が記載されています。
調べ物をする際には、この回答を1に持ってきてほしいところ。
Googleサービスとの連携
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1520072.png)
回答最下部にアップロードボタン( 『↑』マーク )がついています。
ボタンタップで回答内容を、GoogleドキュメントやGmailにコピペできます。
ググってボタン(消えました)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0313163.png)
日本語対応したBardは『ググってボタン』が無くなりました。
ただし、今後復活するかもしれないので項目を残しておきます。
定番の使い方ができるか確認
深津式は対応できるか
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/04/Screenshot_20230419-0454002.jpg)
GPT-3感がありますが、一応できるっぽいです。
深津式汎用プロンプトとはテキストAIに役割を与えて、文章を限定的に出力させる方法です。文章の精度が上がります。
分割タスクに対応できるか
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1618252.png)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1618253.png)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1618432.png)
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1618482.png)
分割タスクに対応できます。
「調べる」「列挙する」「まとめる」が一度に行えました。
しかし出力精度が低めのため、細かなファクトチェックが必要です。
内容は概ね合っていますが、細かな任期にズレがあります。
任期最短の総理も森氏ではありません。(※最短は東久邇宮稔彦氏の54日間)
まとめ 使った感想
![](https://ai-blog.top/wp-content/uploads/2023/05/Screenshot_20230511-1444372.png)
Google Bardは精度が発展途上であり、実用はまだ厳しい印象を受けました。
しかしGoogleドキュメントなどと連携できるため、精度が上がればmicrosoft365の代わりになる可能性も感じます。
現段階(2023/04/19)では調査はBing、テキスト生成はGPT4かCHAT-GPTが優勢な印象です。
それぞれを比較した記事を用意しましたので、ぜひ読んでみてください。
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