Google GeminiのCMを見て画像生成しようとしたけど、できない人って多いですよね。
原因は以下。
- 画像生成は日本語に対応していない
- 「Create」から始まる英語プロンプトが必要
英語プロンプトを作るには翻訳アプリを使いますが、「生成してください」を翻訳してもGeminiで使えるプロンプトが作れません。「Generate」から始まる英文になるためです。
翻訳する場合は「作成しろ」を翻訳してください。これでGeminiでの画像生成ができるようになります。「Create」から始まる英文になるためです。
Google GeminiはCMの通りスマホアプリがあります。無料で画像生成も楽しめるので、使ってみると楽しいですよ。
参考 : 【無料アプリ】Google Geminiの始め方 CMも再現します。
実際にGeminiで画像を生成しながら順番に解説します。
本当にCM通りにできる？ Geminiでパシャーンを描く方法
Google GeminiのCMはこちら。
パッシャーーンを描いて→『WaaaaOh!』とはならないのが日本での現状。
画像生成に関してですが、残念ながらCMのようには「できません」（2024/08時点）
理由は画像生成のみ「日本語非対応」であるため。なので英語プロンプトであれば画像生成されます。
そのはずなのに、英語プロンプトを入れも画像生成されませんよね。Geminiのコツと制限について解説します。
画像生成で使いやすいのはDALII-E3が使えるChatGPTとBing。ですが、Geminiは無料で使い放題なのが嬉しいポイント。※2024/8時点
参考 : DALL-E3をスマホで使う！ChatGPT版とBing版を比較！
Gemini画像生成の制限
Geminiの画像生成への制限は以下。（2024/08/時点）
- 日本語に非対応
- 正方形のみ生成
- 人物を生成できない
順番に解説します。
※日本非対応なのは画像生成のみ。その他タスクには対応しています。
日本語プロンプトの検証
CMのようにイメージだけ伝えると、Geminiは「描くのが難しい」と返答します。そこで少し情報を追加して再生成を試みます。
このように返答されます。
このように日本語は「こちらの言語」扱いで画像生成がされません。
画像は正方形のみ
アスペクト比1:1の正方形のみ生成されます。なので、必要に応じて切り抜いて使用します。ダウンロードして16:9に切り抜くとこうなります。
↓16:9に切り取る
やや粗い感じですが、実用レベルの画像が生成されます。
人物の生成ができない
↓ 翻訳
このように人物を生成する機能は、一旦止まっています。
Geminiで画像生成する時のコツ
プロンプトの始まりを「Create an image」から始めるのがポイントです。
全文英語でプロンプトを考えるのは大変なのでGoogle翻訳などを使って自動翻訳します。
Google翻訳を使う場合は「画像を作成『しろ』」のように命令文として入力。
すると以下のように「Create an image」から始まるプロンプトを作成できます。
「画像を生成してください」ではなく「画像を生成しろ」を英訳するのがポイントです。
また、「生成しろ」だと「generate」から始まってしまい生成されません。
| 生成の可否 | |
| Create an image | ◯ |
| Please create an image | ✕ |
| generate an image | ✕ |
参考に今回の「パシャーン再現」のプロンプトをコピペ用に記載しておきます。これで日本のGoogle Geminiでも画像生成できます。
パシャーン再現用プロンプト（Gemini用）
Create an image. Five water droplets fall in a row on the water surface. The fallen part is bouncing back like a crown. The background is black. Illuminated by the orange light, the water surface shines in rainbow colors.
参考 : DALII-E3をスマホで使う！ChatGPT版とBing版の比較
英語が苦手で「Create」プロンプトが書けない場合
ChatGPTかBingの無料版でプロンプトを作成します。
プロンプト作成用のプロンプト（ChatGPT・Bing用）
- 画像生成用のプロンプトを考えてください。◯◯◯◯←作りたい画像の説明
- Createから始まる英文に書き換えてくたさい。
先程の『パッシャーン』なら「画像生成用のプロンプトを考えてください。水滴が5個連なって水面に落ち〜」と入力します。
ChatGPTやBingが日本語プロンプトを生成するので、「Createから始まる英文に書き換えてください」と入力します。
生成された英語プロンプトをGeminiにコピペします。すると以下のように画像が生成されます。
これでGoogleGeminiで使える英語プロンプトを作成できます。
注意点
Bingで英語プロンプトを作成すると同時に画像生成も行われます。無料ですがポイントは消費するので気になる方はChatGPTの無料版で作成すると良いです。
参考 : スマホで簡単！ChatGPTの始め方 アカウント作成方法を画像付きで解説！
まとめ
2024年8月時点での情報ですが、現在のGoogleGeminiでの画像生成はこのように行います。
- 英語プロンプトのみ対応
- Google翻訳で英訳して使う
- 「作成しろ」と命令文から書く
これで日本でGeminiを使っても画像生成ができますよ。ぜひ楽しんでくださいね！
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