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【初心者~中級者】ChatGPTで思い通りに文章作成をするコツ

ChatGPTでの文章作成のコツを詳しく解説した記事のトップ画像です。 ChatGPT他

ChatGPTで文章作成する方が増えてきました。ですが、思い通りの文章が作れず「使えないじゃん!」って思うこと、ありませんか?

後日、追記修正します。

ChatGPTで文章作成しても変なメッセージになる……コツってあるのかな?

細かいプロンプトを入力してるのに思い通りの文章が作成できない……

ChatGPTで文章作成するにはコツがあります!

ChatGPTで文章作成するコツを使うと「論文・作文」「読書感想文」「ブログ記事執筆」などが思い通りに出力できます。

  1. 「ChatGPT」と「私」がそれぞれ誰なのかを限定
  2. 分割して生成する
  3. ChatGPTに確認させる

では実際に作成してながら解説します。

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【初級編】ChatGPTでの文章作成のコツ

ChatGPTによる文章作成のコツは、深津式プロンプトに代表されるような「役割」と「制約条件」の設定です。

何を生成したいのかを役割と条件を「限定」することで思い通りの文章作成ができるようになります。

ChatGPTでの文章作成のコツを2つの例でお伝えします。

  1. メールやメッセージへの返信
  2. 作文やストーリーなど長文作成

「私」が誰なのかを限定する(返信に便利)

ChatGPTの文章作成のコツとして「あなたが誰なのか」を入力した画面のスクショです
ChatGPTに自分が誰なのかを伝える

メール返信の例

私は高校生アルバイトです。「土日以外は出られません」という内容で、以下のメールへの返答をお願いいたします。

(メール) 土日だけのシフトって話だったけど、月曜日も出られないかな?

ChatGPTでメールの文章作成をするコツは、「私が誰なのか」を伝える事です。

例えば「私は新入社員です」や「私は高校生です」と伝えるとあなたの立場に応じた文章が作成されます。単純に「以下のメールへの返答をお願いいたします」でも作成できますが、コツを使ったほうが自然な文章になります。

GPT3.5の文章作成はこんなコツも

ChatGPT3.5で不自然な文章作成がされた例
不自然な文章作成の例

GPT3.5(無料版)では、このような不自然な文章作成がされる事があります。そんな時は「もっと丁寧に」など追記します。

GPT3.5の不自然な文章を修正するプロンプトの入力画面です
修正プロンプトの入力
GPT3.5の修正プロンプトにより自然な文章作成ができた例です。
自然な文章作成になりました

最初より自然な文章作成がされました。GPT4-oの場合では修正プロンプト無しでも自然に生成される事が多いので安心です。

参考:GPT4-oとは

「ChatGPT」が誰なのか限定する

ChatGPTで思い通りに文章作成する2つ目のコツは出力方法の限定です。

例えば「あなたは教師です」「あなたはプロの恋愛アドバイザーです」など限定すると思い通りの文章作成がしやすくなります。

参考:深津式プロンプトで役割を限定する方法

分割して生成する

ChatGPTは高精度ですが、長い文章を作成すると最初の命令を忘れてしまうことが多くあります。

例えば「話し口調で」と指定しても、2-3回生成すると丁寧語になるケースです。

なので例えば一度に1,000文字を生成するより200文字ずつ5回に分ける方が自然な文章作成ができます。

私の肌感覚ですが概ね下記の文字数を目安に分割すると変な文章になりにくいです。

GPT3.5 : 200文字から分割
GPT4-o : 2,000文字から分割

【応用編】ChatGPTでの文章作成を実生活に生かす

長文を作成する場合にはプロンプトも長くなります。プロンプトが長くなるとChatGPTも認識しにくくなることがあるため、長文にもコツがあります。

  1. 調査 : 「列挙してください」
  2. 分割生成 : 各工程の指示は3つまで
  3. 精度アップ : 「これで良いですか」と確認させる

特に重要なのは「分割生成」と「これで良いですか」の2つ。

「列挙してください」で情報の一括取得

論文やブログ記事など長文を書く際にはリサーチが必要です。

「◯◯について調べて列挙してください」により情報を一気に収集できます。作文のお題について列挙させると調査と執筆同時に終わります。

例として作文

分割生成 : 指示は3つまで

複雑な指示(プロンプト)を出すとChatGPTも頭がごっちゃになるようで、人間ぽくて可愛いのですが文章作成には困ります。

ですのでプロンプトは各工程3つまでに絞ると思い通りの文章が作成されやすくなります。

「これで良いか」確認してください

長文作成する場合には分割生成と「ChatGPTに確認させる」のを一緒に行います。

例えば論文を書く場合

  • ◯について教えてください
  • ◯について論文を書きます。構成を考えてください
  • 構成を元に論文を執筆してください
  • 一項書き終えるたびに「これで良いですか」と私に確認してください

このようなプロンプトを入力します。最後の「これで良いですか」がポイントです。

自然な文章作成が可能となります。

【実用編】文章作成の実例を挙げます

応用編のコツを使って、以下それぞれの文章作成のコツを実例を挙げながら解説します。

  • 作文や論文作成のコツ
  • レポート作成のコツ
  • 物語作成のコツ

【中級編】ChatGPTの文書作成がある程度できる人向けのコツ

ChatGPTでの文章作成ができるようになると、今度はコツがつかめなくて思いどおりの文章が生成されない事って多いですよね。

文章作成がうまくいかない原因は以下。

  • ChatGPTが役割を理解できない
  • ChatGPTが指示を理解できない
  • ChatGPTが適切な出力を理解できない

思い通りの文章を作成するコツを先に書いておきます。

  • 「役割」「指示」「出力」を明確にする
  • c1c2などで分割して生成する
  • 「これで良いか」と確認させる

順に解説します。

ChatGPTでの文章作成ができる人は「もっと細かくプロンプト」を入力

ChatGPTで文章作成するコツですが、「役割」「指示」「適切な出力」を理解させること。
ChatGPTは『有能な新入社員』と例えられるように、何をどうしてほしいか明確に指示すれば
ちゃんと生成してくれるようになります。

どうせ深津式プロンプトの話でしょ?と思いましたよね。もう少し深堀してお伝えしますよ。

結論、こんな風に文章作成ができます。
”画像”(役割、指示、出力を指定したプロンプトからの出力画像)

ChatGPTに役割を理解させる

ChatGPTは役割を正確に伝えないと、これまでAIが学習した「最もそれっぽい文章」を生成します。
これが不自然だったり不正確な文章になる原因のひとつ。

例えば作文を書くときにはこんな風にプロンプトを入力します。

「あなたは高校生です。平和について作文を書いてください」

ChatGPTに指示を理解させる

ChatGPTに指示を理解させるには「何をする・しない」を明記する必要があります。
例えば作文を書きたい時にはこんな風にプロンプトを入力します。

「作文を書きます。テーマは平和。
高校生が書いたような文章を作成してください
わかりにくい言葉は使わないでください」

”画像”

ChatGPTに適切な出力を理解させる

ChatGPTはネット上のほとんどの文章を学習しています。ですのでこんな事も可能。
例として3パターン用意しました。

初心者にも分かりやすく執筆してください」
基礎知識がある人に向けて執筆してください」
深い知識がある人に向けて執筆してください」

するとこのように出力を変化させられます。

”画像”

【応用編】ChatGPT文書作成のコツ

お察しの通り上記までは”深津式プロンプト”ですね。
更に高精度な文章を作成するには分割生成を使います。

分割生成とは、ひとつのタスクを細かく分割して生成することを指します。

方法は以下。

  • c1c2…と細分化したプロンプトを使用する
  • ひとつ終えるたびに「これでいいか」確認させる

細分化したプロンプトを使用する

ChatGPTは「c1 c2…」と工程を指定すれば順番にタスクを処理することができます。
例えばこのようにプロンプトを入力します。

「これで良いか」確認させる

ChatGPTに確認させることで、意図しない文章生成を避ける事ができます。
一括で生成するより細かくチェックできるため、文章の精度も高くなります。

”画像”

分割生成と確認をプロンプトに入力した文章作成

本番を想定して、調査も組み込みます。

プロンプト

c1(役割)-あなたは高校生です。
c2(指示)-平和について作文を書いてください。そのために「平和」について調べてから
書き始めてください。構成は「タイトル」「主張」「序論」「本論」「結論」としてください。
c3(適切な出力)-各構成を400文字以内で執筆してください。深い知識がある人に向けて出力してください。
c4-各構成を一つ書き終えるたびに「これで良いですか」と私に確認してください(重要)


するとこのように生成されます。
”動画”

「らしくない」文章がてきてしまう時のデチューン

GPT4-oを使っている場合、精度の高さのせいで逆に自分が書いた雰囲気にならない時ってありますよね。
例えば高校生の作文で専門書みたいな表現をされるとバレます

そんな時のコツは以下のプロンプトを追記します。

  • くだけた丁寧語でお願いいたします
  • フレンドリーな話し言葉でお願いいたします
  • 高校生らしくリライトしてください

これらを追加で入力すると、内容を変えずに表現だけが変わります。

まとめ

ChatGPTでの文章作成におけるコツは以下。

  • 「役割」「指示」「出力」を明確にする
  • c1c2などで分割して生成する
  • 「これで良いか」と確認させる
  • 「らしくない文章」ではデチューン

これらのコツを使うことで高精度な文章作成が簡単にできるようになります。

About
@yashima

ChatGPTで文章作成がラクになる!学生生活をもっとタイパ良く。2022年11月のリリース当初からChatGPT使い倒し、普段の仕事では特別賞与30万を継続中。業務連絡の返信はほとんどAIで下書きしています。

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