卒論で生成AIを使うのはちょっと……できれば自力で仕上げたい。
けれど卒論テーマが決まらないかったりしてテーマ選びって難しいですよね。

卒論のための書きやすいテーマが決まらない…

面白い卒論テーマを見つけたいけど、どれもピンとこない…
ChatGPTは「テーマ選びだけ」に特化した使い方があります。簡単にアイデアを見つけられるため時短効果が大きい。
ChatGPTを使って「卒論テーマを選ぶだけ」にするための具体的な方法を紹介します。コピペ用のプロンプトを用意しましたのでご利用ください。
この記事ではテーマ選びを効率化する方法を画像付きで解説します。
記事内は有料版ChatGPTを使用しています。もちろん無料版でも卒論作成ができます。どちらもスマホだけで使えます。
テーマが決まったあとの本文まで全自動にする方法も掲載しています。
ChatGPTで卒論テーマを選ぶだけの簡単な方法
ChatGPTを使えば、卒論テーマ選びの負担を大幅に減らせます。「面白いテーマ」と「書きやすいテーマ」を提示してもらうことで、すぐに卒論のスタートを切ることが可能です。
ChatGPTで「面白い」卒論テーマを出力する方法

「面白い卒論テーマを提案してほしい」という場合、以下のシンプルなプロンプトを使用するのが最も効果的です。
コピペしてお使いください。
卒論で「面白いテーマ」を考えるためのアイデアをください
これで、独創的で興味を引く卒論テーマがリストアップされるので、そこからあなたが興味の持てるものを選ぶことができます。
ChatGPTで「書きやすい」卒論テーマを出力する方法

「スムーズに書ける卒論テーマが欲しい」という方は、次のプロンプトをコピペして使ってみてください。
卒論で「書きやすいテーマ」を考えるためのアイデアをください
これで、情報が豊富で書きやすいテーマのアイデアを得ることができ、無理なく論文を書き進めることができます。
学部ごとの卒論テーマをChatGPTに提案してもらう方法
「面白い卒論テーマ」「書きやすい卒論テーマ」だけでは、どの分野に関するテーマなのかが不明瞭なことがあります。
そのため、自分の学部を指定することがポイントです。以下で具体的なプロンプトを紹介します。
例)看護学部の場合


看護学部向けの「面白いテーマ」や「書きやすいテーマ」を提案してもらうには、次のプロンプトを使用してください。
私は看護学部です。卒論テーマのアイデアを提案してください。「面白いテーマ」「書きやすいテーマ」に分けて10個ずつお願いいたします。
これにより、看護学の視点からあなたに合ったテーマをChatGPTが提案します。
例)経済学部の場合


経済学部向けのテーマが必要な場合も同様です。具体的なプロンプトは次のとおりです。
コピペしてお使いください。
私は経済学部です。卒論テーマのアイデアを提案してください。「面白いテーマ」「書きやすいテーマ」に分けて10個ずつお願いいたします。
これで、経済に関する幅広いテーマがリストアップされるため、あなたの興味に沿ったテーマを見つけやすくなります。
汎用の卒論テーマプロンプト
どの学部でも使える汎用プロンプトを紹介します。「〇〇」の部分を自分の学部に置き換えて利用してください。
私は〇〇学部です。卒論テーマのアイデアを提案してください。「面白いテーマ」「書きやすいテーマ」に分けて10個ずつお願いいたします。
これを使えば、自分の専門に合わせたテーマを簡単に提案してもらえます。
ChatGPTで卒論テーマを「選ぶだけで全自動」にする方法
卒論テーマが決まったあともChatGPTで生成したい場合は、章立てから本文も全自動で卒論作成できます。
手順は以下
- ChatGPTに学部を入力
- 出力の中からテーマを選ぶ
- 選んだテーマで章立て生成
- 章立ての内容を生成
今回使用するのはChatGPT4。文系大学の卒論を想定し「経済学部 マーケティング学科」と仮定して書いていきます。
ChatGPTに学部や学科を入力

『面白くて書きやすい卒論のテーマを10個提案してください。学部は経済学部マーケティング学科です』とChatGPTに入力するだけ。
これだけでChatGPTが「面白くて書きやすいテーマ案」を出力してくれます。
卒論テーマ案10個から「選ぶ」

画像のとおりテーマの提案をしてくれました。この中から「面白い」「書きやすい」と感じた卒論テーマを選んでください。
もしグッとくるテーマが無かった場合は『もう一度提案をお願いいたします』と入力すれば追加の案が生成されます。
あなたがテーマのアイデアのみ欲しい時は、ここまでで大丈夫です。「書きやすい卒論テーマ」を提示してくれるのでファイトです!
「選んで」章立て、本文までを全自動

卒論のテーマが決まったら全自動で作成したいですよね。そんなあなたに続きをどうぞ。
生成された「面白い卒論テーマ」「書きやすい卒論テーマ」から好みのものを選び、『章立てをお願いいたします』と入力すると章立てされます。
選んだテーマで章立て生成

今回は例として「モバイルマーケティングと消費者エンゲージメント」というテーマを選択。
画像にある『9番で章立てをお願いいたします』と番号で指定すればChatGPTは理解できます。

上の画像のように章立てが生成されます。次は章立ての内容を入れていきます。
章立ての内容を入れる

『第1章の内容をお願いいたします』と入力すると内容が生成されます。これで「節」が追加されます。

上の画像のように第1章の「節」が生成。卒論の骨格ができてきました。
各章、各節の内容を生成

『第1章第1節の内容を300文字程度で具体的にお願いいたします』と入力すると節の内容が生成されます。

節まで内容が生成できたので、これを本文とします。
テーマ選びから卒論完成まで

卒論完成までの手順は以下
- 節を生成
- 内容をお願いします
上記ふたつを繰り返す事で、全ての「章」「節」を埋めていきます。今回は7章21節まであるのでザックリ6,300文字の卒論が作成できます。
足りない場合は章立ての際に『第9章まで章立てしてください』とすれば、9章×3節×300文字で8,100文字になります。
あなたに合わせて調整してください。
注意点
ChatGPTはアップデートごとに性能が上がっており、ChatGPT4はネット検索も対応しています。
とは言えやはりAI。あなたが論文を確認して正しい内容かをチェックしなくてはいけません。(ファクトチェックと言います)
また、AI生成の文章には「クセ」もありますので適時修正が必要です。AIのクセある文章って意外と人力でも見分けが付いちゃう事ってあります。「作文」を例としてAIバレ対策を書きましたのでご参考に。
まとめ
ChatGPTを使った卒論テーマに特化した出力方法は以下
【テーマ特化】
- 学部を入力
- 「面白いテーマを提案してください」
- 「書きやすいテーマを提案してください」
これでテーマ特化の使い方ができます。当記事のプロンプトなら、どの学部でも10個ずつ卒論テーマを出力します。
また、テーマ決定後に「卒論を全自動」で作成したい場合は以下。
【全自動】
- ChatGPTに学部を入力
- 出力の中からテーマを選ぶ
- 選んだテーマで章立て
- 生成章立ての内容を生成
これだけで卒論のテーマから本文執筆までを、ほぼ全自動で行えます。8,000文字程度の文章量を想定しても大幅な負担軽減になりますよ。
基本的な卒論生成方法はこちらの記事を参考にどうぞ。
ChatGPTは卒論の他にも、小説執筆や画像生成など色んな事ができるので、ぜひ読んでみてください。
サムネ画像:写真AC
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